日本の美術館で開催される初のブランクーシ展
ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957) は、純粋なフォルムの探究を通じて、ロダン以後の20世紀彫刻の領野を切り拓いた存在として知られます。
本展は、彫刻作品を中核に、フレスコ、テンペラなどの絵画作品やドローイング、写真作品などが織りなす、ブランクーシの創作活動の全体を美術館で紹介する、日本で初めての機会となります。パリのブランクーシ・エステートおよび国内外の美術館等より借用の彫刻作品約20点に、絵画作品、写真作品を加えた、計約90点で構成されます。

コンスタンティン・ブランクーシ《ポガニー嬢Ⅱ》
1925年 (2006年鋳造)、磨かれたブロンズ 高さ44.8cm、石橋財団アーティゾン美術館
1925年 (2006年鋳造)、磨かれたブロンズ 高さ44.8cm、石橋財団アーティゾン美術館

《コンスタンティン・ブランクーシ》
1924年(撮影:キャサリン・ドライヤー)
石橋財団アーティゾン美術館
コンスタンティン・ブランクーシ
ルーマニアのホビツァに生まれる。ブカレスト国立美術学校に学んだ後、1904年にパリに出て、ロダンのアトリエに助手として招き入れられるも、短期間で離れ、独自に創作に取り組み始める。同時期に発見されたアフリカ彫刻などの非西欧圏の芸術に通じる、野性的な造形を特徴とするとともに、素材への鋭い感性に裏打ちされた洗練されたフォルムを追求。同時代および後続世代の芸術家に多大な影響を及ぼしたことで知られる。
開催概要
会期 | 2024年3月30日(土)〜2024年7月7日(日) |
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会場 | アーティゾン美術館 |
住所 | 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 |
時間 | 10:00 ー 18:00(5月3日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日 |
URL | 【公式サイト】アーティゾン美術館 https://www.artizon.museum/ |
URL2 | 【公式サイト】アーティゾン美術館|展覧会詳細ページ https://www.artizon.museum/exhibition/detail/572 |
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近隣の有料駐車場をご利用ください。
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JR東京駅、東京メトロ銀座線・京橋駅、
東京メトロ銀座線・日本橋駅から徒歩5分
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日時指定予約制 ウェブ予約チケット1,800 円、
窓口販売チケット2,000 円、学生無料(要ウェブ予約)
窓口販売チケット2,000 円、学生無料(要ウェブ予約)