著者のブラフ弥生さんは、アーユルヴェーダスクール&サロンHerbal Ayurvedaや、実践型プログラム『クラシツクル』を主宰する大人気のアーユルヴェーダ講師。書籍では、12ヵ月それぞれの時期に合わせ、古来インドに伝わるアーユルヴェーダの知恵をとりいれた、心地いい暮らし方を提案しています。
アーユルヴェーダには、人を含めた自然界のすべてが、風、火、水のエネルギーの働きで成り立っている、という考え方があります。ブラフさんは同書で、日本でも手に入りやすいスパイスやハーブを使って、季節や環境によって変動するエネルギーバランスを整える方法を紹介しています。
といっても、難しい理論を覚える必要はなし。12ヵ月それぞれの時期に、ドリンクやおやつ、ごはん、スキンケアやボディケア、ちょっとしたハンドメイドを楽しみながら、スパイスやハーブを生活の中で使いこなせるようになるプログラム。
- 秋は、和のハーブのマッサージオイル、スパイスで作る風邪シロップでボディケアを
例えば風のエネルギーが高まり、胃腸の冷えや肌の乾燥を感じやすくなる10月には、体を温めるスパイスを使った朝ごはんや、和のハーブを使ったオイルでマッサージを提案。
風のエネルギーの高まりがピークを迎え、年末に向け気ぜわしくなり、心身のバランスを崩しがちな11月には、スパイスで作る風邪シロップや、デーツの「丸薬」、ミツロウやアロマオイルで作る精油のスティックバームでケアを。
- 体が重だるくなる春は、毒素排出レメディやハーブボールマッサージで心身を整えて
水のエネルギー・カパが高まる3月は、体が重だるくなる時期。体の中の余分な毒素の排出をうながすスパイスパウダーを調合したホームレメディや、タンポポなどで作るハーブボールでマッサージを。
- 胃腸が弱まる夏は、消化力アップのスパイスティーや、ミントスプレーでさわやかに暮らす
火のエネルギーが高まり、消化力が弱まる7月には、消化力を整えるスパイス・クミンのお茶をとったり、ソーダミントスプレーでさわやかな環境づくりを。
おいしく、楽しくあれこれ試すうちに、心と体のなんとなくの不調がゆるりとラクになり、毎日がご機嫌に。心や体のバランスがとりにくいな、と感じる大人の女性にぴったりの1冊です。
- 著者プロフィール
ブラフ弥生(ブラフヤヨイ) Herbal Ayurveda Academy主宰
1973年生まれ。出産後の不調を整えるボディーワークをさまざまに試す中でヨガに惹かれる。インストラクターとして活動しながら大学院でインド哲学の学びを深めるうち、自然と調和した生き方を実践するアーユルヴェーダの知恵と出合う。2010年、南インドにてセラピー技術を取得し、以後、連続して渡印。翌年にはヨガスタジオ&アーユルヴェーダサロンを開業。現在はHerbal Ayurveda Academy代表として、アーユルヴェーダ講座、セラピスト養成にたずさわるほか、実践型プログラム『クラシツクル』などで、毎日の暮らしに密着したアーユルヴェーダの魅力を伝えている。
https://ayurveda-ganesha.jp/
- 書誌情報
書名:『アーユルヴェーダの心地いい暮らし 「最近の私、いい調子!」が続く』
著者:ブラフ弥生
判型・ページ数:A5変 ・ 208P
定価:1,760円+税
発売日:2022年9月30日発売
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074522748
【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/17263324/
電子書籍あり