ITを活用した多彩なビジネスとサービスの提供を手がけるワーキング・ビー(本社:大阪府大阪市、代表:兪 在成/ユ・ジェソン)は、2021年9月20日(月)、同じ地域に住むヴィーガンやベジタリアンと繋がれるアプリ「Ve(ヴィー)」(iOS・Android対応)をリリースしました。動物性食品を口にしないというヴィーガンに特化したレシピの紹介など、気軽に情報の交換や収集ができるコミュニティプラットフォームです。
ヴィーガン・ベジタリアン向けのコミュニティプラットフォームアプリは、日本初(自社調べ)。条件をクリアする飲食店や、ヴィーガンに特化したレシピなどの情報を交換・収集することができます。ラクト・ベジタリアンやマクロビオティックなど全13種類のカテゴリーを用意しているため、同じタイプのユーザーを簡単に見つけられるのも特徴です。
▼ヴィーガン・ベジタリアン向けコミュニティプラットフォームアプリ「Ve(ヴィー)」公式サイト
■日本でも増える“完全菜食主義者”ヴィーガン、周囲の理解が得にくいという課題も
近年耳にすることが多くなっている「ヴィーガン」。肉や魚を食べないのは一般の「ベジタリアン」と同様ですが、さらに卵・乳製品・はちみつも禁じていることから「完全菜食主義者」と言われています。
健康志向、動物愛護、畜産に由来する温室効果ガスの排出削減などの背景もあり、日本でも「ヴィーガン」や「ベジタリアン」が年々増加。しかし、食の制限があることから、外食の際のお店選びで苦労する、周囲から理解が得られにくいといった悩みを抱えている人も少なくありません。そこで、ヴィーガンやベジタリアンが安心して繋がれる場を作りたいと開発したのが、日本初(自社調べ)のコミュニティプラットフォームアプリ「Ve(ヴィー)」です。
■ヴィーガンのみならず、菜食ライフスタイルのムーブメントは地球温暖化対策に役立つ
現在世界では気候変動による地球温暖化対策への重要性が高まっています。国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が18年に公表した「1・5度特別報告書」では、気候変動による破局まであとわずか0.3度と言われており、温暖化対策の重要性はますます高まっています。
そして温室効果ガスに大きな影響を与えていると言われる牛。世界中の牛などの胃腸から排出されるメタンの量は、なんと年間20億トン(二酸化炭素換算)。温室効果ガスの実に4%を占め、一つの国の排出量に匹敵すると言われているのです。
そこでVe(ヴィー)では週1~2回ほどの菜食でも地球温暖化対策に役立つことを可視化することに着目。毎日その日菜食が出来たかどうかに答えるだけで温室効果ガスの削減量が確認でき、さらに蓄積された削減量によってレベルが上がっていくゲーミフィケーション要素を追加しました。
■ラクト・ベジタリアンやマクロビオティックなど全13種類のカテゴリーを用意
「Ve(ヴィー)」では、ツイート機能を搭載。自分と同じ地域に暮らすヴィーガンやベジタリアンのユーザーと、お薦めのお店を教えあうなどのコミュニケーションを楽しむことができます。ヴィーガンやベジタリアンに欠かせないレシピの共有も簡単。レシピはシンプルで分かりやすく、気に入ったものはブックマークすることも可能です。
また、幅広いベジタリアンカテゴリーからユーザー登録できるのも、「Ve(ヴィー)」の特徴です。ヴィーガン、ベジタリアンに加え、セミベジタリアン、セミヴィーガン、ラクト・ベジタリアン、オボ・ベジタリアン、ラクト・オボベジタリアン、ペスコ・タリアン、フルータリアン、オリエンタル・ベジタリアン、ロー・ヴィーガン、マクロビオティック、一般食(時々菜食)の全13種類。同じタイプのユーザーが見つかりやすいため、自分が求める情報を得ることも容易です。
■植物性代替食品メーカーなどとの連携も視野に、健康増進と地球環境問題の改善に貢献
「Ve(ヴィー)」は、すでにヴィーガンやベジタリアンである方はもちろん、週1回だけの初心者にもお薦め。これから始めたい、試してみたいなど、菜食に興味のある方なら誰でも参加できるコミュニティです。
今後は、植物性代替食品や飲料のメーカー、フードロスで行き場を失った野菜の提供者、ヴィーガン向けショップなどとの連携も予定。さらなるプラットフォームの拡大と地域ベースのコミュニティの活性化を目指します。
ポピュラーになりつつある菜食ですが、美味しくない、続けにくい、一生野菜しか食べられないのでは、など先入観がいまだ根強いのも事実。
ワーキング・ビーでは、「Ve(ヴィー)」を通じて菜食に対するハードルを下げ、一人でも多くの方たちの健康増進と地球環境問題の改善に貢献してまいります。