2020年7月1日より、全国でプラスチック製買い物袋の有料化がスタート。軽くて丈夫かつ安価なプラスチック素材は、製品の軽量化や大量生産に適しているため、日用品をはじめとするさまざまな分野で活用されています。一方で、プラスチックは海洋プラスチックごみや地球温暖化などの問題の要因となっています。
特に日本は、一人につき年間32kgものプラスチックごみを廃棄*しており、一人あたりの使い捨てプラスチック消費量が世界でワースト2位。そこで、環境省は2030年までに、使い捨てプラスチックの排出量を25%削減する目標を掲げています。この環境問題を解決するべく、経済産業省は、プラスチックの過剰な使用を抑えるため「レジ袋の有料化」を7月より実施。消費者の使用頻度が高いレジ袋をエコバッグに代替することを推進し、プラスチックの消費量を大幅に減らすことを目指します。
自分の使いやすいエコバッグを選び、使用している人が増加している中、「ELEMINIST」が提案するのはエコバッグの素材にこだわること。今回は、リサイクルごみやオーガニックコットンを使用するなど原料にこだわったバッグ、地球環境を守るためのチャリティーに協力できるバッグを紹介します。
*国連環境計画(UNEP)による報告書『シングルユースプラスチック』(2018年)より
▼ELEMINISTが注目するエコバッグ
1. KIND BAG(カインドバッグ)
1,500円(税抜)
〈ポイント〉
・使用済みペットボトル6本をリサイクルして作られた生地を使用
ロンドンで生まれたエコバッグブランド「KIND BAG」は、100%使用済みペットボトルを再生した生地で作られています。わずか50gの重さで小さく折り畳めるため、日常的に持ち歩くことが可能です。
持ち手の幅が広くて肩にかけたときも痛くなりづらく、カラフルかつユーモラスな柄のバッグはプレゼントにも喜ばれそうです。
https://diamond.gr.jp/brand_dia/kind-bag/products/bag01/
Sサイズ:800円 / Mサイズ:1,000円(ともに税抜)
〈ポイント〉
・使用済みペットボトルをリサイクルして作られた生地を使用
・購入金額の一部を森林保全団体へ寄付
Afternoon Tea LIVINGがスタートした、美しい地球を守るためのプロジェクト「CHERISH PALE BLUE DOT」から発売されたエコバッグ。ペットボトルを再利用したリサイクル素材を使用しています。
コンパクトにまとめることができ、カラビナが付いているため持ち歩きも容易。エコバッグ1枚につき5円が森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」へ寄付され、森を守る活動に協力することができます。
https://shop.afternoon-tea.net/shop/g/gGQ91-20104886/
340円(税抜)
〈ポイント〉
・リサイクルコットンを使用
約100カ国で活動している世界最大規模の環境保全団体「WWF」の限定エコバッグ。工場で発生する裁断後の端切れ、糸や綿のくず、不良とされた製品など、本来ならば捨てられてしまうものを回収し、リサイクルした生地を使用しています。
薄手なので、畳んで持ち歩くこともできる他、ギフトのラッピングとして使用するのもおすすめです。商品の収益はWWFの環境保全活動資金として活用されるため、このエコバッグ を購入することで、動物やその環境を守る活動を支援することができます。
https://shop.wwf.or.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&cat=&swrd=&pid=11028800&vid
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